薬の分包 [時短]
シンプルライフ達人、父が退院して来ました。
ほんとは二週間入院予定だったところ、なんと術後一週間で退院!
驚異の72歳です。
「助かった命を使いたいことあるねん、少々削ってでもええねん!」と颯爽と帰って行ってしまいました。
なんとか一晩だけ引き止めて我が家に泊まってもらった時のこと。
お薬をわかりやすいように表にまとめておいたんです。
飲む種類の薬の絵個数、飲むタイミングを全部書いておいて、丸していくようにお願いしたところ…
「もう全部1セットにしといてぇや。たのむわー」
とあっさり明るい声でオーダーされました。
うーん、ダイソーに薬を分けるピルケースあったけどなぁ。
↑こんな感じのもの。
買いに行く時間がめんどくさいしなぁ。
ずっとじゃないし、6日分なだけだしなぁ。
取り出すのに、大きくてひっくり返しにくそうだし。
というわけで、古典的な昔ながらの方法にすることにしました。
使うのはこちら。
折り紙です。
子供の折り紙で、人気に悪い茶色とか黒とか緑とかばっかり余ってる感じの折り紙です。
三角に折る
(きっちりしすぎると取り出しにくいにで少しずらして)
左右から折ると…
ぱかっと!お薬いれれます。
左上を折って
右上を折って
入れ込むと。
薬包紙の包み方です。
昔はこうやって全部の薬を手作業で包んで処方されていたそうですよ。
温かみがあっていいですね。
子供のおもちゃのお皿を借りて、朝昼晩のややこしい数のセットを作り上げました。
薬包紙(折り紙)の表には「5 朝」のように、日付とタイミングを大きな字で書きました。
あとは1日分ずつジップロックにいれておきました。
これなら飲み忘れない!
飲んだものの紙が残るので、後でも確認できます。
一人暮らしに戻る父。
お薬だけは忘れないでね。
…というわけで、早速昼過ぎに電話したら「飲み忘れとった!」ですって。
もしかして、1日4回電話することになるのかな(笑)
シンプルライフの達人は、最高にめんどくさがり屋というお話でした(笑)
2017-06-02 22:45
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